韓国軍の魚雷の表記、北朝鮮方式と全く違う(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.05.20 09:31
海軍哨戒艦「天安(チョンアン)」沈没海域で見つかった魚雷推進装置に書かれた文字が、今回の事件が北朝鮮の攻撃であることを明らかにする決定的な手掛かり(smoking gun)になる見込みだ。推進動力を出す推進装置(rotor)は魚雷の後部の部品で、プロペラやギア、駆動軸などで構成されている。
政府関係者は「駆動軸に‘1番’という文字が書かれている」と述べた。軍民合同調査団が「1番」という表記から魚雷の部品が北朝鮮製という結論を出したのは、韓国軍が保管中の北朝鮮軍訓練用軽魚雷との比較を通してだ。この軽魚雷の同じ部位に書かれている表記と比較分析した結果、組み合わせが同じだという結論を出した。訓練用軽魚雷の同じ部位には「4号」と表記されているという。ハングルが書かれているうえ、このような形で表記する国は北朝鮮しかないという分析だ。北朝鮮製魚雷という点を明らかにするのは難しくなかったということだ。