2002年6月29日午前10時25分。
延坪(ヨンピョン)島隣近の海上で北の警備艇2隻が北方限界線(NLL)を侵犯した。ユン・ヨンハ少領(艇長、当時大尉)を含むチャムスリ357号の乗務補助員たちは直ちに出動して対立した。その瞬間、北警備艇の艦砲が火を噴き出した。突然だった。操舵室にいたユン少領はその席で散花した。第2延坪海戦だ。この事が起こってから29日でちょうど7年が経った。その「ユン少領」が今、海に帰還して西海(ソヘ・黄海)を守っている。彼の名をつけた誘導弾高速艦「ユン・ヨンハ艦」が今月、西海に実戦配置されたのだ。