日本プロ野球、李承燁（イ・スンヨプ、２９）が読売ジャイアンツと入団契約に合意したと現地の新聞が伝えた。

日本スポーツ専門紙スポーツニッポンは１４日「李承燁獲得に関心を見せた巨人と（李承燁の日本代理人の）水戸重之弁護士が接触し、この日までに契約することでおおよそ合意した」とし「契約期間や年俸はまだ交渉しているが、李が２００７年に米国プロ野球挑戦を希望していることから１年契約になる見通しだ」と報道した。

新聞によると桃井恒和球団社長は「（李獲得は）知らない」とし「７０人枠まであと５人くらい枠がある。期限ギリギリまで５人を埋めるよう最後まで努力していきたい」とだけ明らかにした。

同紙は、首位奪回目指す巨人にとって、李は選手たちの移籍や負傷などで生じた１塁手の穴を埋めてくれる選手で、願ったりかなったりだと伝えている。

李は当初ロッテマリーンズに残留すると明らかにしていたが、１３日、急きょ立場を変え、水戸弁護士を通じて自由契約公示を要請した。李は現在、前所属球団であるロッテを含み日本国内１２球団と交渉することができる立場だ。