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<Mr.ミリタリー>米国が北朝鮮に先制攻撃する場合、韓半島の仮想シナリオ(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.14 08:52
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戦闘での人命被害の事例は戦争史でもよく見られる。2010年11月、北朝鮮が韓国延坪島(ヨンピョンド)に約170発の砲弾を発射したが、死亡者は3人だった。その死亡者らは待避できず外部に露出していたため、砲弾の破片に犠牲になった。丈夫なコンクリート構造物でない一般の家屋にいた延坪島の住民たちのうちには死亡者がいなかった。北朝鮮が発射した砲弾が延坪島海兵隊部隊の古い建物の薄い天井を突き抜けて入ってきたが、内部の什器はほぼ破損しなかった。壁が崩れることもなかった。第2次世界大戦が真っ最中だった1944年、ドイツ軍が英国などに3000発の大型弾頭を搭載したV-2ロケットを発射したが、民間人と軍人の死亡者は9000人だった。大型ロケット1発に3人の死亡者を出すだけだった。当時、ロンドン市内の家屋の壁体は鉄筋のないレンガで積んだもので、天井は木造になっている弱い構造物だった。シン・チョン本部長は「戦闘で一日に3万人の死亡者を発生させるには数多くの砲弾を発射して接近戦にまで発展し、ほぼ包囲殲滅戦の状況にならなければならない」と説明した。戦争史にもそのような場合は珍しい。

北朝鮮が先に首都圏に向かって長射程砲を発射すれば、韓国軍が対岸の火事のように手をこまぬいているわけではない。北朝鮮が長射程砲を一発でも発射すれば、韓国軍の対砲兵レーダーが北朝鮮の長射程砲の位置を即時捜し出して対応射撃を実施する。軍当局は北朝鮮の長射程砲に備えた「対火力戦」の計画に沿って直ちに対応するようになっている。精密誘導が可能な陸軍の多連装ロケット砲と空軍戦闘機から投下する統合直接攻撃弾(JDAM)と小直径爆弾(SDB)などで北朝鮮の長射程砲を迅速に除去する。JDAMとSDBは誘導可能な滑降爆弾だ。軍当局は2~3日ぐらいなら北朝鮮の長射程砲の大半を無能化させることができると判断している。シン・チョン本部長は「今後、北朝鮮の長射程砲を10分以内に全部除去できる誘導爆弾などの兵器を早急に導入する必要がある」とし「その場合、北朝鮮の長射程砲による被害はほとんどないだろう」と指摘した。

 
北朝鮮が民間人を無差別に攻撃すれば国際的な非難が激しくなるため、実際には米軍基地中心に攻撃してくる可能性が大きいという見方もある。

◆北朝鮮が戦争に拡大?=これと共に北朝鮮が最後まで核をあきらめない最悪の場合、米国が北朝鮮の核・ミサイルを除去する先制攻撃を施行しても全面戦争に飛び火する可能性は低い。国防部によると、1950年の朝鮮戦争のように全面戦争ではなく、むしろ短期間に一部の地域だけで行われる局地戦に終わる可能性が大きいという判断だ。韓国戦は当時、ソ連が北朝鮮に兵器を供給して中国が後押しした共産圏と民主陣営の代理戦だった。だが、今は多くのことを成し遂げた中国が北朝鮮に運命をかける場合ではないということだ。また、朝鮮戦争直前は、韓国から米軍が撤収し、その時の韓国軍はタンク一台もなかった貧弱な軍隊だった。しかし、今はまったく状況が変わった。韓国と米国は連合軍体制を整えている。本当に戦争が起きれば北朝鮮軍の戦闘機は3日以内に、艦艇は5日以内に戦闘でほぼの消滅するだろうというのが韓国軍内部の評価だ。また、米国から先制攻撃を受ければ北朝鮮はミサイルをほぼ失うことになり、指揮統制機能も失う。首都圏を脅威する北朝鮮の長射程砲も除去された状態だ。そのような状況で北朝鮮が戦争を起こせば、圧倒的な韓米連合軍に負けるのが目に見える。また、北朝鮮が報復攻撃を戦争に拡大するためには2~3週間の準備期間がさらに必要だ。その間に国際社会が戦争を阻止するため、北朝鮮を圧迫するものと見ている。むしろ国防部のシナリオによると、韓国国民の戦争への不安感が問題だ。このような雰囲気が広がれば、北朝鮮が核をあきらめるように圧力をかけるオプションの一つである軍事的手段が弱められる恐れがあるためだ。

キム・ミンソク/軍事安保専門記者兼軍事安保研究所長


<Mr.ミリタリー>米国が北朝鮮に先制攻撃する合、韓半島の仮想シナリオ(1)

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