【時視各角】中国の友人たち、みみっちいことを言うな=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.14 09:58
1.立場を変えて考えてみよ(易地思之)=中国の激しい反発、韓国民は理解する。目の前に米国の先端武器が入るのでどれだけいやだろうか。だが韓国の立場も理解してほしい。中国は6・25当時われわれに銃口を向けた。依然として北朝鮮と特殊な関係だ。そんな中国にぶらさがり韓米同盟を放り出せという話なのか。周辺には日本やロシアもいる。韓国はあなたたち中国のように選択肢は多くない。
2.友人の間には信頼だ(朋友有信)=中国の王毅外相はTHAADの最高・熟考を求め、「韓国の友人たち(韓国朋友們)」と話した。友人の間には信頼が先だ。朴槿恵(パク・クネ)大統領が天安門広場に立ちアジアインフラ投資銀行(AIIB)に4兆ウォンの分担金を出したのは友人だから、友人になることを望むからだ。韓中自由貿易協定(FTA)も同じだ。FTAは単純な経済協定ではない。国に対する信頼だ。相手の政策・規則・水準を信じた時に初めて両国が「一体のような関係」を結ぶものだ。韓国と中国は互いにFTAを結んだ国だ。THAADに揺らがなくてはならないのだろうか。