＜北朝鮮金養建死去＞失脚説の崔竜海、葬儀委員名簿５番目に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.31 13:44
咸鏡道（ハムギョンド）協同農場に追放されたと伝えられていた北朝鮮の崔竜海（チェ・ヨンヘ）労働党書記が２カ月ぶりにまた登場した。北朝鮮の朝鮮中央通信が３０日に報道した金養建（キム・ヤンゴン）書記の葬儀委員会名簿に崔竜海書記が５番目に名を連ねた。政府当局者は「復権した可能性が高い」と述べた。
国家情報院は先月末、「崔竜海が白頭山（ペクドゥサン）発電所土砂崩れ事故の責任で１１月初めに咸鏡道の農場に追放され、革命化教育を受けているとみられる」と、国会情報委員会に報告した。
崔竜海は先月、李乙雪（イ・ウルソル）人民軍元帥の葬儀委員名簿から抜け、身辺異常説が提起された。崔竜海は２００４年に不正容疑のため協同農場で革命化教育を受けて復帰し、１９９４年にも不正容疑で降格して復活している。
崔竜海の復権は朝中関係復元の信号弾としても解釈が可能だと、政府関係者は伝えた。