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【コラム】中国の「高鉄外交」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.25 11:00
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「ピンポン」「パンダ」…。中国外交の前に付けられた修飾語だ。最近ではここにもうひとつ追加された。「高鉄外交」がそれだ。韓国語にすれば「高速鉄道外交」だ。このような形式だ。

先月17日にブラジルを訪問した習近平中国国家主席は画期的な提案を出した。ブラジル東部とペルー西部をつなぐ南米大陸横断鉄道を建設しようというものだった。習主席は「中国が資本と技術の相当部分で責任を持つ」という話で両国の合意を引き出した。「米国が掌握するパナマ運河を避けられる妙策」という歓呼が中国メディアで広がった。中国の高速鉄道はこのように“米国の前庭”に食い込んでいる。

 
「高鉄外交」の先鋒に立つのは李克強首相だ。李首相は5月のアフリカ訪問の際にナイジェリアやケニアなどと鉄道建設協約を結び、6月の英国訪問ではロンドン~バーミンガム間の高速鉄道建設事業を獲得した。昨年10月のタイ訪問での最大懸案もやはり高速鉄道だった。東南アジア各国を中国発の鉄道で結ぶというのが中国の計算だ。東南アジアからアフリカ、欧州、中南米まで…。中国の高速鉄道が急速に伸びている。

国の支援があるので可能なことだ。海外プロジェクトには必ず政府の資金支援が伴う。中国は最近開通したトルコのアンカラ~イスタンブール間の高速鉄道事業参加のため約7億5000万ドルの低利借款を提供したりもした。「高鉄外交」の本質は経済力ということだ。中国メディアは「鄭和式外交戦略」と話す。征服した国に皇帝の下賜品を与えてその国の特産品を持ってきた明の提督だった鄭和のアプローチ方式という話だ。

しかし別の一方では経済的従属を懸念する声も出てくる。中国の魅力攻勢に陥れば経済依存度が高まることになり、結局政治的な従属深化につながりかねないという懸念だ。実際にミャンマーは最近中国の昆明とミャンマー西海岸をつなぐ鉄道工事を中断させた。中国の経済浸透が危険水準に達したという懸念のためだ。マラッカ海峡を通らずにインド洋に進もうとする中国の戦略は失敗に終わりそうな状況だ。

韓国の問題でもある。先月青瓦台(チョンワデ、大統領府)を訪問した習主席は3つの経済提案をした。アジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加、韓中自由貿易協定(FTA)の年内締結、韓国への人民元域外金融センター設立だ。韓国側の必要もあるが、韓国を自国の経済秩序に引き込もうとする意図が強い提案というのが専門家らの見方だ。特にAIIBの場合、友邦である米国の立場と相反し苦しい立場に立たされている。経済力で世界秩序を再編するという「高鉄外交」はすでに韓国の政治・経済にも深く食い込んでいるのだ。

韓国経済は輸出の25%が中国向けであるほど対中依存度が高い。中国が咳をすれば韓国は身動きもできずにインフルエンザにかかる構造だ。「高鉄外交」の属性を把握し備えなければならない理由だ。

ハン・ウドク中国研究所所長

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