【社説】コード人事を予告する外交安保チーム改編

【社説】コード人事を予告する外交安保チーム改編

2006年10月30日07時40分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
comment
0
share
このエントリーをはてなブックマークに追加
mixi
  現政府は既存の外交安保政策を変える意志がないようだ。

  青瓦台(チョンワデ、大統領府)が統一部、外交部、国防部、国情院などの責任者として検討中であるとされる候補者の名簿を見ながら感じることだ。大部分がいわゆる「コード人事」または「回転扉人事」の性格を大きく脱することができない人物たちだからだ。

  北朝鮮の核実験以後、急激に動く韓半島外交安保情勢の中で国民は政府が包容一辺倒の対北政策を変化させるものと期待してきた。また安保危機に加えて崩れかけている韓米同盟の復元の契機となるだろうという期待もあった。しかし、もうそのような期待はしてはならないようだ。候補者たちのうち実際に決まりそうな人物たちを見るとますますそう感じる。有力視される理由は多様だが、すべて盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と「コードが合う人物」という範疇から脱しない。現政府に入って余勢を駆う司法試験17回出身とか、大統領と政治的に近い間柄とか、外交部長官に有力視される宋旻淳(ソン・ミンスン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)安保室長は「米国は短い歴史に映して見ると最も戦争をたくさんやった国」という最近の発言で米国側が敏感対応する人物でもある。

  盧大統領は北朝鮮核実験直後に行った記者会見で、包容政策の今後について聞かれると「何ももなかったかのようにはできない」と答えた。続いて「北朝鮮が安保脅威を誇張している」とし、対北政策の根本的変化を検討中だと思わせた。しかし金大中(キム・デジュン)前大統領が太陽政策を極力擁護に出るなどの国内政治状況に直面すると、口をつぐんでしまった。

  この渦中に予告された外交安保チーム改編は政府の対北政策と外交安保政策の変化をはかる定規になるほかない。挙がっている人物を見て盧大統領は「根本的な政策変化はない」と明らかな信号を送ったわけだ。したがって失敗を認めた包容一辺倒政策、危機に落ち込んだ対米関係も今までと大きく変わらないのではと懸念される。

  こうした懸念が杞憂に終わるよう、国民が気を揉んでいるのを推し量ってほしいと思う。
【今日の感想】この記事を読んで・・・
興味深い
悲しい
すっきり
腹立つ
役に立つ

今日のイチオシ記事