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【社説】「建ててみよう」税金浪費、平昌は前てつを踏むな=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.30 09:59
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サッカー場の20倍に及ぶ土地に198億ウォンをかけて造成した利川(イチョン)農業農村テーマ公園。年間5万人が訪れると見ていたが、実際の来場者は4カ月間で約2000人に過ぎない。観光名所や交通の便を考慮しなかったせいだ。中央日報の企画報道「私の税金浪費、ストップ」に出てきた事例だ。記事には事業の妥当性や活用計画をいい加減に立てて「税金を食べるカバ」になった事業や事例が数えきれないほど登場する。管理費だけで2年間に146億ウォンを食う麗水(ヨス)エキスポ事業が代表的だ。20余りの展示館と施設のうちほとんどが撤去されて8カ所だけ残ったが、収入事業や使い道を探せず管理費ばかりかかっているのだ。エレベーターまで設置したが歩行者がほとんどいない水原(スウォン)陸橋、染色工団のそばに散歩道をつくって悪臭で不評の大邱(テグ)の達西(タルソ)川事業、観光客を呼び込めない醴泉(イェチョン)忠孝テーマ公園などは数十億ウォンから数百億ウォンの予算を使っても自らの役割を果たせない全国の事例だ。

数多くの指摘を受けても「問答無用」の事業が続く理由は、立派な建物・施設を自身の政治的功績として広報して次の選挙に活用しようとする自治体トップの安易な思考のためだ。さらに自治体トップを牽制するどころかこれをあおる地方議会の無能も一役買っている。各種の福祉サービスが同時に始まって地方財政では耐えられないという不満の声を出しながら、一方では無理な事業を押し進めているのだ。まず自治体トップと地方議員が自分の任期だけを考える偏狭な認識から脱却しなければならない。さらに根本的には住民たちがそんな市長・郡守や地方議員を監視して票で審判する成熟した市民意識を見せなければならない。

当面は8000億ウォンをかけて7施設をつくっている江原道(カンウォンド)の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックが心配だ。仁川(インチョン)アジア競技大会の場合、1兆5000億ウォンを投じた施設16カ所に管理費だけで年間100億ウォン以上がかかるのに競技場などを活用して稼ぐお金はほとんどない。江原道と中央政府は必要な施設なのか、ほかの地域の施設を代わりに使えないのか、もう一度見回して事後の施設活用計画もさらに綿密に立てなければならない。

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