朴大統領「河野談話毀損の動き、信頼を崩す」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.03 08:25
朴槿恵(パク・クネ)大統領が日本の河野談話検証に関し、「(慰安婦)被害者には心に大きな傷を与え、国家間の信頼を崩すものであり、国際社会の峻厳な声を無視する行為」と批判した。先月20日の日本の河野談話検証報告書の発表後、朴大統領の公開批判は初めて。
中国の習近平国家主席の訪韓に控え、朴大統領は先月30日、中国CCTVのインタビューに応じ、「最近、日本は慰安婦問題の強制性、日本政府の問題を認めた河野談話を継承すると言いながらも、作成の経緯を検証するとして、実際には河野談話を毀損しようとしている」とし、このように述べた。1993年8月に慰安婦強制動員を初めて認めて謝罪した河野談話を、日本政府は「政治的妥協の産物」と規定している。