韓国の日本に対する5つの誤解と真実
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.15 08:40
日本を正しく見るためには5つの誤解を正す必要がある。
第一に、日本は歴史に対する反省・謝罪が不足しているという認識だ。1965年の国交樹立当時には、椎名悦三郎外相の遺憾表明だけがあった。その後、80年代に日本政治家の妄言波紋を経て、95年自民党・社会党連立政権の村山富市首相がアジア対象の談話で植民支配に関する反省・謝罪を表明し、98年金大中(キム・デジュン)-小渕による韓日パートナーシップ宣言もこれを継承した。強制併合100年となる2010年には、民主党政権の菅直人首相が韓半島(朝鮮半島)だけを特定して反省・謝罪を表明した談話を発表した。
日本軍慰安婦問題は93年に河野洋平官房長官が談話で反省・謝罪を表明し、日本政府の基本立場として維持されている。被害者の立場から充分ではないだろうが、50年代以降、少しずつ進展した結果、少なくとも植民支配が不当だったという認識が日本社会で席を占めるようになった。謝罪をさらに要求するよりも、日本政府や政治家がこれを破る発言・行動・措置をしないようにし、歴史教育を強化していくようにするのが正しいアプローチだ。