米中貿易戦争に悩む習主席、対北制裁緩和は公開議論せず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.19 10:48
シンガポール、パプアニューギニアと続く5泊6日の訪問で韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は米国、中国、ロシアの首脳などと北朝鮮の核問題をめぐり相次いで会談した。しかしその過程で当事国の微妙な立場の違いが露出したという評価が出ている。
文大統領は14日にプーチン露大統領、15日にペンス米副大統領、17日に習近平中国国家主席に会った。先月の欧州訪問とは違い、文大統領は直接的に対北朝鮮制裁緩和の必要性を提起しなかった。制裁の前線をめぐって形成された米国対中露の対立構図を念頭に置いたとみられる。