中国最悪のスモッグ…韓国への影響どれぐらいか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.11 14:47
中国が最悪のスモッグで覆われた。一部の地方の汚染指数は基準値の56倍を超えた。今月初めから始まった冬の暖房が主な原因の1つに挙げられているが、韓国への影響も予想される。
10日、中国気象当局や新華社通信などによればこの日遼寧省瀋陽のPM2.5(直径2.5マイクロメートル以下の微小粒子状物質)濃度は300マイクログラム毎立方メートルを超えた。
前日にはこの地域の平均粒子状物質濃度が1155マイクログラム毎立方メートルを記録し、市内の一部地域は1400マイクログラム毎立方メートルを超えた。これは世界保健機関(WHO)が定めた基準値(25マイクログラム毎立方メートル)の56倍にあたる数値だ。この日瀋陽の可視距離は7~8メートルに過ぎなかった。省政府は空気汚染の赤色警報を発令して重点管理対象の工業企業と指定された汚染物質排出事業場に対し、排出量を普段の40~50%に下げるように指示した。また建設現場の工事や各学校の野外活動を中断させた。