「戦争法案反対」国民の叫びも…安倍首相の野心折れなかった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.07.17 08:45
16日午後2時7分、日本の衆議院会議場。集団的自衛権の行使が含まれた11件の安保法案の処理は、予想とは別に一瀉千里で進められた。法案を反対してきた民主・維新・共産党が表決直前に退場しながら会議場は連立与党の自民・公明党の独壇場となった。
大島理森・衆議院議長が可決を宣言すると、すぐに議席に座っていた安倍晋三首相は拍手した。さらに席から立って頭を下げて挨拶した後、にっこりと笑いながら自民党議員らと握手を交わした。前日、野党のヤジと怒号の中で行われた衆議院特別委員会とは違う状況だった。衆議院議席の3分の2以上を確保した連立与党はよどみなかった。野党は無気力で存在感もなかった。安倍首相は法案通過後「日本国民の生命を守って戦争を未然に防止するために絶対的に必要な法案」と話した。