米国務省は23日、今月末ごろに2万1000トンの食糧を北朝鮮に支援すると明らかにした。マコーマック報道官はこの日の定例会見で、北朝鮮への食糧支援と関連し、「人道的な支援は続くだろう。近い時期に2万1000トンの食糧が届き北朝鮮全域に配られるだろう」と述べた。
マコーマック報道官は、「世界食糧計画(WFP)と米国のNGO(非政府組織)などと協力し食糧配給活動を行っている。北朝鮮で食糧支援を必要とする人たちが受け取れるよう信頼できる食糧配給システムを構築するため努力している」と明らかにした。
今月末に北朝鮮に届く予定の食糧は6回目の支援分。米国はこれまで5回にわたり北朝鮮にトウモロコシ、小麦、大豆などの穀物14万3330トンを送っている。