韓経:開通10周年の空港鉄道「ソウル駅-仁川空港を30分台で結んで利用客増やす」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.24 11:23
「列車の速度を上げ、観光連係機能を強化し、11%水準の空港利用客輸送分担率を10年以内に20-25%まで高める」。
金漢栄(キム・ハンヨン)空港鉄道社長(60)は開通10周年を迎え、「空港鉄道が首都圏の主要交通手段として定着した」とし、このように述べた。空港鉄道が軌道に乗っただけに、技術を補完して時速60-80キロの運行速度を上げて輸送時間を短縮し、路線の新設、運行便数の拡大に力を注いでいくということだ。現在、直通列車はソウル駅-仁川空港区間で43分かかるが、これを30分台に短縮すると説明した。また、仁川空港第2ターミナル延長線の運営、ソウル地下鉄9号線直結事業などの懸案も支障なく進める計画という。
昨年10月に空港鉄道最高経営責任者(CEO)になった金社長は交通行政専門家。1987年に公職に入門し、国土海洋部で物流政策官、航空政策室長、交通政策室長など交通分野の要職を務めた。