南シナ海で米中対立…中国、民航機を人工島に飛ばし「実効支配」誇示(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.14 09:40
これに対抗して、米国政府も同時多発性の声明と発言、電話記者会見で中国を圧迫した。ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)アジア太平洋担当主席補佐官のダニエル・クリトンブリンク氏は12日、戦略国際問題研究所(CSIS)討論会で「我々が異なる分野に対する協力の代価として、必須の水路(南シナ海)を見て見ぬふりをするようなことは絶対にしない」と述べ、妥協できないことを宣言した。クリトンブリンク氏は「米国は数十年間、太平洋の中心勢力だったし、我々のリーダーシップを望む領域内の国も増え続けている。我々は中国の台頭を恐れてはいないし、南シナ海を中国を萎縮させるための手段として使うこともない」と強調した。
米国当局者はPCA判決の「法的拘束力」を強調した。ベン・ローズNSC副補佐官はワシントン市内で開かれた外信記者懇談会で、「明らかなのは判決には法的拘束力があり、これを尊重しなければならないことだ」と答えた。