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【コラム】多者外交の中の破格外交(1)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.10.13 16:55
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米国シカゴ大のジョン・ミアシャイマー教授は2000年代初期、『大国政治の悲劇――米中は必ず衝突する!』という本を著述して一躍世界的な国際政治学者として脚光を浴び始めた。この本でミアシャイマー教授は、英国・中国・ロシア・ドイツ・イタリア・米国など歴史上の強大国の対外政策を分析した。ミアシャイマー教授は、地域強大国は自分たちの安全保障を確保するための最も確実な対策として、陸軍力および海軍力を含む勢力の拡大を断行して覇権国家になろうとする傾向があると主張した。このため国際政治は覇権国家を指向する強大国の絶え間ない勢力争いが繰り広げられる「悲劇の舞台」とみた。

初めてこの本に接した時、強大国の指向は膨張主義的な属性を持っていて、国際政治は果たして悲劇の競演場なのだろうかとの疑問が沸かないわけにはいかなかった。しかし、最近地域大国に台頭する中国と従来の大国を自任していた日本が東アジア舞台で繰り広げている対外政策の様相を考えれば、ミアシャイマー教授の洞察はもしかしたら的を射ているのではないかという気がし始めた。経済力と軍事力の面で世界2位水準の強大国に浮上した中国は、先端海軍力と空軍力を持続的に増強しながら東シナ海・南シナ海などで領有権主張の声を高めている。昨年11月にはその周辺空域を含む防空識別圏を一方的に宣言した。

 
半面、これに対して日本は、昨年末公表した国家安全保障戦略および防衛計画の大綱で中国の先端軍事力の増強および海洋進出の動向を潜在的な脅威として明記しながら、平和憲法体制下で保有自体がダブー視されていた海兵隊戦力の創設を宣言した。一時、日本は「総合安全保障」の概念を唱えながら非伝統的な安保概念まで含む包括的安保政策を先導的に推進した国家だったが、現在の日本はかえって軍事安保に偏重した大衆政策に傾いている。

21世紀の東アジアは中国や日本など地域強大国の勢力拡大傾向が露骨になる「悲劇的国際政治の舞台」になりつつあるのではなかろうか。このような状況で、韓国のような相対的中堅国が「アジアの悲劇」の到来を予防し、それなりの安保と繁栄を維持するためには両者外交だけでなく多者間外交の舞台を積極的に活用する知恵が必要だ。1966年、朴正熙(パク・チョンヒ)大統領が主導的にアジア太平洋協議会(ASPAC)を結成して以来、歴代韓国指導者が東アジア地域内の多者間協議体結成と活用に積極的に臨んだことは自ら中堅国としての生存のための賢明な外交戦略だったといえるだろう。(中央SUNDAY第396号)


【コラム】多者外交の中の破格外交(2)

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