悪材料に笑い、好材料に泣いて…常識ひっくり返す韓国の証券市場(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.28 10:46
◆「量的緩和終了の先延ばし」歓呼
景気指標よりもFRBの会議録や関係者の発言に神経を尖らせるのも、最近のグローバル証券市場の特徴だ。2月20日に公開された米国連邦公開市場委員会(FOMC)会議録で量的緩和縮小が言及されるとすぐにニューヨーク株式市場と韓国内証券市場が並んで下落した。5月中旬~下旬にもFRB連銀総裁らの発言内容によりグローバル証券市場は踊った。5月15日、サンフランシスコ連銀総裁の発言(景気浮揚終了の必要性に言及)と22日のFOMC会議録(浮揚策の縮小示唆)公開に失望した投資家が株式を売った。反対に21日、セントルイス連銀総裁の発言(景気浮揚の必要性強調)にグローバル証券市場は上昇で呼応した。