「合意しなければ帰国の飛行機は飛ばさない」…李大統領発言の裏話
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.10.26 10:14
「皆さんが合意しなければ帰国の飛行機は出させないかもしれない」と‘空港閉鎖’発言をした慶州(キョンジュ)主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議(22日)の歓迎あいさつと関連し、李明博(イ・ミョンバク)大統領が25日、その裏話をしたと、青瓦台(チョンワデ、大統領府)側が明らかにした。
李大統領は午前、任太熙(イム・テヒ)大統領室長ら核心参謀だけが出席した会議で、当時の発言を「主催国としての意志を示そうとして述べた言葉」と紹介したと、ある出席者が伝えた。当日、李大統領は会議場に入った際、緊張感と冷たい雰囲気を感じ取ったという。
李大統領は「雰囲気を和らげる必要があると思った。私が原稿になかった話をしたので通訳があわてて、時間がややかかった。そのため笑いが数秒後に起きたが、それで雰囲気がやや和らいだ」と話した。