【韓半島ウォッチ】最悪の韓日関係、慰安婦・強制徴用ビッグディールで突破を(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.15 08:07
このような基調の上に、両国にとって最大の懸案である日本軍慰安婦と強制徴用問題の一括妥結(ビッグディール)を試みる必要がある。2015年日本軍慰安婦の韓日合意は破棄・再交渉しないことにしたので、和解・癒やし財団の解散で残った57億ウォン(約5億5900万円)の使用用途と韓日合意の補完事項を日本と協議して解決しなければならない。
強制徴用問題は韓国政府と請求権資金を使用した韓国企業、該当日本企業3社の拠出基金で補償する方案が、類似の中国・ドイツの先例はもちろん、既存の行政府の立場と大法院(最高裁)判決を充足するという長所がある。基金運用は和解・癒やし財団の残余額も一緒に管理するように新たな財団を作ったり、ポスコが60億ウォンを拠出した既存の「日帝強制動員被害者支援財団」を活用することができるはずだ。そしてユダヤ人迫害の歴史を記録したイスラエルのヤド・ヴァシェムのように、不幸だった韓国の歴史を記録・保存・教育するセンターを設立するのも、未来のために被害者意識を越える歴史克服の道になりえるだろう。