米国防長官、韓国戦争初期の米軍作戦失敗を題材にした本推薦…軍事オプションを示唆

米国防長官、韓国戦争初期の米軍作戦失敗を題材にした本推薦…軍事オプションを示唆

2017年10月11日13時17分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  米国防長官と陸軍参謀総長が相次ぎ「(北朝鮮に対する)軍事的オプション準備」を言及した。ドナルド・トランプ大統領が最近、対北朝鮮軍事オプションを繰り返し強調している中で出た発言で注目される。

  ジェームズ・マティス国防長官は9日(現地時間)、ワシントンで開かれた米陸軍協会の例年行事である国際防衛産業展示会に参加して行った基調演説で「必要に応じてトランプ大統領が活用する軍事的対応策を準備せよ」と軍に指示した。彼は「米国は(北核問題などを)外交的に解決する案を継続して模索しているが、米軍はこの選択が作動しない時も備えなければならない」と話した。また「北朝鮮の現路線を変えるための外交的努力として主に経済的制裁が行われている」とし「今後どのように行われるか分からない状況で米陸軍にできる一つは大統領が必要とする場合、軍事的介入に対して確かに準備すること」と強調した。

  マティス長官はこの日の演説でT・R・フェーレンバックの著書『This Kind of War』を言及した。米軍将校として参戦したフェーレンバックが朝鮮戦争の展開状況を事実的に記録した本だ。特に、初期朝鮮戦争で米軍の作戦失敗と戦争にどのように臨んだかなどが描かれており、軍将校が読むべき古典に選ばれる。フェーレンバックは「朝鮮戦争は力をテストした戦争ではなく、意志をテストした奇妙な戦争」と説明した。

  マティス長官は演説直後「韓国で戦争をどのように避けるだろうか」という質問にこの本をもう一度読んでみるように勧めた。ペレンバクは著書で軍事・政治的に北朝鮮の侵攻に対する準備不足が米軍に大きな被害をもたらしたとして徹底した準備を強調した。本によると、韓国軍は6・25韓国戦争(朝鮮戦争)勃発直後、北朝鮮のT-34タンクに押されてどうしようもなく後退せざるを得なかった。国連軍も同じだった。国連軍は初めての戦闘だった50年7月烏山竹美嶺(オサン・チュンミリョン)戦闘で「北朝鮮軍の南下を阻止せよ」という命令が下され、70ミリメートルの無反動砲とバズーカ砲で抵抗したが、タンクを阻止するには力不足だった。

  マティス長官がこの本をあえて取り上げたのも戦争に対する徹底した準備と強力な意志を強調するためだ。

  マーク・ミリー米陸軍参謀総長もこの日、記者会見で「リスクを背負わない対北朝鮮軍事オプションとは存在せず、北核危機を管理する時間も限られている」と話した。CNNによると、ミリー参謀総長は「米軍が(軍事的)行動に出る準備ができている。非常に難しくて危険なことで、誰もがこれを過小評価してはいけない」と警告した。ただし、彼は軍事的行動の決定に対して「該当決定は合法的な手続きによって選出された米国の代表が下すものであり、決まった日程がある」と明らかにした。また、韓半島(朝鮮半島)の全面戦争が間違いなく恐ろしいだろうとして「(北朝鮮の)大陸間弾道ミサイル(ICBM)がロサンゼルスやニューヨークに落ちるのも同様に恐ろしいだろう」と話した。
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