90歳で歌手の夢をかなえた慰安婦被害者吉元玉さんのアルバムの意味
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.11 10:25
「被害者に過去の痛かった慰安婦の歴史を話してほしいと求めないこと、被害者が上手くできることを話せるような社会になったのではないでしょうか」
韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)の尹美香(ユン・ミヒャン)共同代表は10日午前、ソウル麻浦区城山洞(マポグ・ソンサンドン)「戦争と女性の人権」博物館で吉元玉(キル・ウォンオク)さんの好きな曲を録音したアルバム発売記念記者会見でアルバム発売の意味をこのように説明した。
尹代表は「吉さんが最初は歌が上手なのも、踊りがきれいなのも偏見をもって見られるかと思って隠していた。ピクニックでも歌を歌うことができなかったという」とし「後ろでひそひそと話しているような気がした。うまく歌いたかった歌も自由に表現することができなかったのが吉さんの人生」と話した。