平壌・玉流館、アブダビ5ツ星ホテルで好況…韓国の北朝鮮式食堂「金脈遮断」効果上げられず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.16 14:04
北朝鮮食堂の玉流館(オクリュグァン)が、最近アラブ首長国連邦(UAE)の5ツ星級のホテルに進出して営業中だと複数の北朝鮮消息筋が15日、明らかにした。北朝鮮食堂が海外の5ツ星級ホテルに出店したのはこれが初めてだ。玉流館は平壌(ピョンヤン)冷麺で有名な北朝鮮の代表的な国有食堂企業で、10年余り前から北京テソンサン館など中国・東南アジアに店舗を出して海外進出を進めてきた。
北朝鮮消息筋は「先月初め、平壌玉流館がUAE首都アブダビ中心部の世界的ホテルチェーン『グランドミレニアム・アル・ワフダ』で営業を始めた」とし「中国人観光客や事業家が主な顧客で、韓国・日本人や西洋人事業家の接待場所として使われている」と明らかにした。
この消息筋は「これに先立ち、ドバイに開店した北朝鮮食堂2カ所の営業実績が良く、アブダビ5ツ星級ホテルに入店することになった」としながら「北京で北朝鮮食堂の運営経験を持つ北朝鮮女性が経営を総括している」と付け加えた。