【社説】麻生内閣発足に対する懸念と期待

【社説】麻生内閣発足に対する懸念と期待

2008年09月26日11時14分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  日本の代表的保守派政治家である麻生太郎自民党総裁が24日、首相に就任した。就任と同時に同氏は閣僚17人のうち12人を変えて新しい内閣を発足させた。新閣僚の中には独島(トクト、日本名:竹島)領有権の教科書明記を主張したり、軍隊慰安婦の存在そのものを否定したり、あるいは核武装を主張したりする極右派の人物が含まれている。そして何より「創氏改名は朝鮮人が自ら望んでした」「幸いに朝鮮戦争が起こってくれて日本は回生の機会をつかんだ」など、政治家麻生氏が吐き出した妄言もはっきり記憶する我々としては、期待より懸念が先に立って当然だ。

  麻生氏は就任のコメントを通じて「日本を明るくて強い国にするのが本人に付与された使命」とし「この身を捨てて難題を解決する」と語った。3転4起の挑戦の末、総裁の夢は成し遂げたが、同氏がその夢を広げることができる機会をもてるかは未知数だ。遅くても11月初めに実施される総選挙で、自民党が勝利することができなければ同氏は日本の歴史上、最短の首相に終わる。自民党に背いた民心を考えれば、決して容易ではない挑戦だ。

  独島(トクト、日本名:竹島)問題で韓日関係が泥沼にはまっている間に北東アジア情勢はいつになく韓日、ひいては韓日中の3国の協力や協調を要求している。金正日(キム・ジョンイル)北朝鮮総書記の重病説で、韓半島の不安定性が高まっており、北朝鮮は核施設の復旧作業で緊張を高めている。米国発金融危機も3カ国間の協力が切実な事案だ。麻生首相がどんな道を選ばなければならないかは明らかである。何より周辺国に気を配り、周辺国と協力する姿勢を見せなければならない。麻生氏の平素の信念である日本優越主義と極右保守主義では周辺国との関係は決してうまくいかないだろう。

  しかし麻生首相は外相在職当時「信念と国益がぶつかれば国益が優先」として終戦記念日の靖国参拝を慎む慎重な態度を見せた。内閣に極右派とともに韓日関係を重視する親韓派を2大看板である外相と官房長官に布陣させる柔軟性も見せた。これは麻生内閣の発足に懸念とともに期待を持てる部分だ。
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