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韓国人老夫婦に過剰行為 韓国政府、バンクーバー警察に遺憾表明

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.02 08:23
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カナダ・バンクーバーで警察が韓国人老夫婦を無理やり連行しようとする映像が議論になっている中、韓国政府がこれに対してバンクーバー警察側に遺憾を表明したと明らかにした。

この映像には、先月27日、バンクーバー近隣都市コキットラムのある住宅で、70代の韓国人夫婦を警察が連行しようとしている場面が収められている。警察は住民会議の途中でもめ事が起きたという通報を受けて出動し、このもめ事に巻き込まれた韓国人夫婦が現場を離れるよう指示する警察の命令を聞こうとしなかったため、警察は連行に踏み切った。この過程で1人の警察官が床に倒れている高齢男性の腕をつかんで階段の下へ引っ張り下ろそうとし、別の警察官は泣きついている孫娘の前で高齢女性の腕を後ろ手にして手錠をかける様子がカメラにそのまま収められた。

 
これについて韓国外交部当局者は「駐バンクーバー総領事館の担当領事が、事件当日、有線通話を通じて老夫婦の安全を確認し、事件経緯に対する聴き取りを行った」とし「総領事館は彼らに対するバンクーバー警察当局の法執行の映像に関連し、正確な事件経緯を把握しているところ」と述べた。また、「総領事館はこれとは別に現地警察に接触して高齢者に対して過度な物理力を行使したことについて遺憾を表明し、これに対する厳正な調査と再発防止を要請した」と説明した。

事件発生地域の警察責任者であるショーン・マロニー署長は、事件翌日に声明を通じて「出動した警察が取った措置が適法だったか、調査を行っている」と明らかにした。

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