＜伊勢志摩サミット＞Ｇ７首脳「世界経済にばらつき…財政戦略を動員」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.28 09:50
米国など主要７カ国（Ｇ７）の首脳は２７日、三重県伊勢志摩で開催された２日間の会議を終え、世界経済の安定と発展のために財政と金融、構造改革の重要性を再確認する内容を盛り込んだ首脳宣言を採択した。
宣言は世界経済について「回復は続いているが、成長は緩やかでばらつきがある」とし「財政戦略を機動的に実施し、構造改革を果断に進める重要性に合意した」と明らかにした。これはＧ７が世界経済を牽引するために積極的な金融政策と構造改革のほか、財政投入の拡大にも積極的に取り組むということと解釈される。
英国の欧州連合（ＥＵ）脱退問題に関しては「脱退は成長において、よりいっそう深刻なリスク」とし、反対の立場を明確にした。
Ｇ７首脳らは北朝鮮の核実験とミサイル発射を「最も強い表現で非難する」とし「北朝鮮は国連安保理のすべての関連決議と２００５年の６カ国協議共同声明の内容を尊重するべきだ」と強調した。