シュローダー投資家「暴風避けるところは欧州・日本・ヘルスケア」(1)

シュローダー投資家「暴風避けるところは欧州・日本・ヘルスケア」(1)

2016年03月15日15時52分
[ⓒ 中央SUNDAY/中央日報日本語版]
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  「最近、米国・中国への投資減らし、欧州・日本を増やした」。

  世界的なグローバル資産運用会社シュローダーグループのアレックス・テダー株式部門最高投資責任者(CIO)の運用戦略だ。テダーCIOが世界グローバル市場で運用する資金は約209兆9000億ウォン(約20兆円、昨年末基準)。これは今年の韓国の予算(386兆ウォン)の半分を超える。

  テダーCIOは「米国は少なくとも6月までに利上げしない」とし「これよりも人民元切り下げと原油価格の変動が今年の証券市場に最も大きな影響を与える可能性がある」と助言した。

  先月末から海外株式型ファンドに対する非課税政策が導入された。中央SUNDAYは今月10日、電子メールを通じてテダーCIOの世界証券市場の見通しを尋ねた。

  --今年のグローバル市場はどうか。

  「年初から世界の成長率鈍化、通貨価値の混乱などで金融市場が大きく揺れた。世界証券市場のバリュエーション(評価価値)は適正水準だが、投資魅力は大きくない。二極化現象がしだいに深刻になっている。景気の影響をあまり受けない配当株とディフェンシブ株を中心に株価が上がり、景気に敏感な産業財と金融株、そして新興国の価値が落ちている。安全投資を好むというのは、各国中央銀行の通貨政策に対する投資家の信頼が低いという意味と解釈できる。世界金融市場の変動性は続きそうだ」

  --最も大きな変数は。

  「最近、グローバル証券市場がさまざまな悪材料に敏感に反応している。特に経済ファンダメンタル(基礎体力)より投資家の心理に大きな影響を受けている。最近の原油価格の変動と中国人民元の切り下げが世界証券市場に及ぼした影響を考慮すれば、2つの変数は持続的に投資家の心理に影響を与える可能性がある。また米大統領選挙、英国の欧州連合(EU)脱退を決める国民投票のような政治的イシューも市場の不安感を強めている」

  --最近、運用戦略に変化はあるのか。

  「潜在成長性が大きい企業(地域)を中心に投資している。ヘルスケア産業を有望と見ていて、金融産業の投資比率を縮小した。地域別に見ると中国をはじめ米国・豪州に対する関心を減らし、欧州と日本に対する投資比率を拡大した」 (中央SUNDAY第470号)

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