【コラム】サッカー、化粧品、豆腐…中国を泣かせるものはもうないか(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.02 13:43
この数年間に製造や生産を基盤とするベンチャー企業が投資を受けに来た時に必ず尋ねる一種のベンチャーキャピタル公式質問がひとつあった。「もし中国企業が追撃し低価格攻勢で迫られたらどのようにその競争に勝つのか」というものだった。だが、いまはこれ以上その質問をしない。韓国と中国の技術格差といっても3カ月程度と認識されるためだ。3カ月の時間はIT産業においては格差とみることもできず、こうした質問自体が意味がないためだ。だが、さらに心配になるのは未来の中国だ。韓国経済が成長停滞期にさしかかっているこの瞬間に中国は新興戦略産業に数百兆を投じているためだ。
企業、特にベンチャー企業はいま選択をしなければならない。中国と戦うのか、中国を避けるのか、中国とともに行くのかに対し戦略的に判断しなければならない。