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「韓国が第2の故郷」ベルギー歌手Sioenさん、新譜は韓国からインスピレーション

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.11 15:30
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「この近所に住んでいます。素晴らしいところでしょう?」

ソウル合井洞(ハプチョンドン)のブックカフェ「他人、私自身」で会ったSioenさん(40)は片言の韓国語で挨拶をした。何気ない挨拶が特別に聞こえた理由はSioenさんがベルギー出身だからだ。今回の4枚目のアルバム『Messages of Cheer & Comfort』はいっそのこと韓国でリリースした。シンガーソングライターであるSioenさんは、最近西江(ソガン)大学韓国語学堂に通う晩学の学生でもある。

 
2010年にSioenさんが韓国を初めて訪れることになったのは偶然の発見のためだ。2003年に発表したデビューアルバム収録曲『Cruisin’』が韓国衣類ブランド「BEANPOLE」」の広告に使用されたことで韓国で愛されていることをツイッターを通じて知るようになったのだ。「恋人の故国で私の歌が人気を得ているとは。本当に運命みたいじゃないですか!」5歳の時にベルギーに養子に出された恋人はもちろん、Sioenさんにとってもその時から韓国は「第2の故郷」になった。

新しいアイデンティティは音楽にも変化をもたらした。Sioenさんは楽曲制作に先立ち、「私は誰か」など自問しながら始めることがある。今回のアルバム製作にあたり、Sioenさんは大学の時に専攻したフルート、作曲の時に愛用したギターはいったん脇に置いて再びピアノの前に座った。音楽教師の父親から幼いころに学んだクラシックに回帰した。

「一曲ひらめくと1~2年以内は同じような曲ばかり出てきてオリジナリティを徐々に失っていくような気がします。メッセージの真意よりもサウンドの精密さのほうが高く評価されることもあります。全般的にオーバープロデューシングされて音楽本来の魅力が消えるといいましょうか」。Sioenさんは新しいアルバムのタイトルにあるように慰労と応援に集中した。「これがミュージシャンとして最もうれしい言葉ですね。『あなたの歌を通じて慰められ、希望を取り戻した』っていう」。

タイトル曲『Little Girl』、父親と一緒に作った『Barogue』もよいが、『When She Danced』に注目がいくのもそのためだ。「若いダンサーが自殺して残された親を慰める内容です。フィクションですが韓国からインスピレーションを受けて作った曲です。K-POPアイドルを見るといつも笑顔で素敵なダンスを見せてくれていますが、その裏には寂しさや孤独もあると思います。SHINee(シャイニー)ジョンヒョンさんのニュースを聞いた時もとても残念に思いました。ラジオで何度か会ったことがありますが本当に素敵なミュージシャンでした」

2016年光化門(クァンファムン)ろうそくデモの現場を見守ったSioenさんは、翌年セウォル号追慕曲『Strange Days』を発表し、昨年は平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)祝賀ステージにも立った。「本当に躍動的な国です。欧州では何百年かけて起きる革命が韓国では数十年で起きているでしょう。『#MeToo(ハッシュタグミートゥー)』運動も韓国でさらに実感しました」

Sioenさんは来月12日、ライブカフェ「veloso弘大」で開かれる公演と韓国語資格試験2級の準備を並行中だ。「新しい言語を学ぶのは精神と心の健康にもいいようです。新しい人に会って新しい考えができるよう助けてくれるからです。ヴァオリニストのカン・イチェとの共演にも期待してください」

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    「韓国が第2の故郷」ベルギー歌手Sioenさん、新譜は韓国からインスピレーション

    2019.04.11 15:30
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    歌手Sioenがインタビューの間、周囲を歩き回る猫と茶目っ気あふれるポーズを取った。(写真=クォン・ヒョクジェ写真専門記者)
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