殺菌剤問題から5年ぶり謝罪…被害者の激しい抗議で5分で会見中断=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.03 08:08
5年ぶりに開かれた記者会見は加湿器殺菌剤の被害者と家族の激しい抗議で5分ほどで中断した。2日午前11時、ソウル汝矣島(ヨイド)コンラードホテルでオキシーレキットベンキーザー(現RBコリア)が、2011年に事件が膨らんだ後に初めて開いた公式記者会見だ。この日、オキシーのアタ・サフダル代表は「オキシーの加湿器殺菌剤により肺を患った被害者と家族に深く謝罪する。オキシー英国本社と韓国法人は今回の加湿器事態に対して全面的に責任を取る」と述べた。
サフダル社長は補償計画として▼7月まで独立的な専門家パネル(委員会)を構成▼肺損傷1-2等級(韓国政府判定基準)被害者に補償計画を告知▼既に出捐した100億ウォン(約10億円)でその他の被害者(3等級など)を支援すると明らかにした。しかし1人あたりの補償金額や被害補償に対する具体的な手続きは説明しなかった。