【コラム】世界の中のK-POP、回顧と期待(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.01.06 17:03
K-POPが音楽的に相当な成長を遂げたというのは明らかだ。まず多くの曲が、豊富な音程で調和がとれている。約10年前の韓国歌謡を再び聴いてみると、どんなに地味か驚くほどだ。音楽学研究家(musicologist)である私の友人は「以前のK-POP制作者は童謡のように可愛く幼稚な曲を作るのが目標だった」と堅く信じている。私はそれがどの程度事実なのかは分からないが、今日のK-POPがさらに成熟して華麗に変身したという点には確固たる喜びを感じる。
大部分のほかの韓国文化ジャンルもそうであるように、世界の多様な文化要素と混ざれば混ざるほどK-POPはさらに強力になるだろう。世界の一流と競争するのは恐ろしいことだが、さらに素晴らしい結果を生む道であることは間違いない。