北朝鮮、拘束米国人3人解放…米国務長官「米朝首脳会談は日帰り」

北朝鮮、拘束米国人3人解放…米国務長官「米朝首脳会談は日帰り」

2018年05月10日08時02分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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復活節の週末(3月31日-4月1日)に北朝鮮を訪問したポンペオ長官が北朝鮮の金正恩国務委員長と握手している。(中央フォト)
  北朝鮮に拘束されていた韓国系米国人3人が解放された。この3人を連れ帰るために訪朝したポンペオ米国務長官が北朝鮮側と米朝首脳会談の日時と場所、議題の調整を終えたと伝えられた。

  トランプ米大統領は9日午前(現地時間)、ツイッターで「(8日に平壌を訪問した)ポンペオ国務長官と3人が共に帰国することを知らせることになりうれしく思う」と明らかにした。続いて「3人の健康状態は良好だ」とし「ポンペオ長官と彼のゲスト(3人の解放された米国人)が(ワシントン近隣の)アンドルーズ空軍基地に午前2時(日本時間10日午後3時)に到着する。私は彼らを出迎えにいく」とコメントした。さらに「ポンペオ長官が金正恩委員長と良い会談(good meeting)をした。(米朝首脳会談の)日時と場所が決まった」と伝えた。

  トランプ大統領は北朝鮮から帰国する3人とポンペオ長官の一行を迎える場で、米朝首脳会談の場所と日時を正式発表すると予想される。ポンペオ長官も「数日以内に米朝首脳会談の開催日と日時を発表する」とし「米朝首脳会談は日帰りの会談になるだろう」と明らかにした。ホワイトハウスは「トランプ大統領は拘束者3人を解放した金正恩委員長に感謝している」とし「これを善意の前向きなジェスチャーと見ている」という声明を発表した。

  米国はその間、「良い信号、善意として受け止める」と強調してきた米国人拘束者の解放に北朝鮮が速かに呼応したことで、米朝間の交渉の雰囲気も大きく好転すると予想される。さらに金正恩委員長-ポンペオ長官の2回目の会談が実現したことが確認され、トランプ大統領の米朝首脳会談場所・日時発表が迫り、首脳会談の準備にも拍車がかかる見通しだ。

  AP通信も米政府関係者の言葉を引用し、「ポンペオ長官の平壌(ピョンヤン)再訪問で米朝首脳会談計画に実質的な進展があった」と報じた。また「米朝が首脳会談の準備に関連する細部事項を終えるためにもう一度会うだろう」という実務者会談に出席した米国側関係者の発言も伝えた。

  9日晩に解放された米国人3人はキム・ドンチョルさん、キム・サンドクさん、キム・ハクソンさんで、3人は間諜、敵対行為、国家転覆陰謀などの罪目で労働教化刑を言い渡された。ワシントンポスト(WP)によると、ポンペオ長官はこの日、北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)労働党副委員長兼統一戦線部長が主催した歓迎会で「数十年間、我々は敵国だったが、(北朝鮮)国民が享受し、あらゆる機会をみなさんの国が持てるように協力できることを希望する」と述べた。金副委員長は「米国が韓半島(朝鮮半島)の平和定着のために非常に大きな役割をするという期待が大きい」と述べ、これに対しポンペオ長官は「確実に(平和を)達成するために北朝鮮と協力することを同じく約束する」と答えたという。

  米国務長官が「数十年敵国」の首都・平壌で「協力」と「希望」に言及したのは、両国が非核化の幅と強度をめぐり神経戦をしているものの、米朝間の和解に向けた交渉が円満に進行中であることを示唆する。

  金副委員長はポンペオ長官の一行に「南北関係に良い雰囲気が形成された春の良い時期に平壌を訪れた。いま平壌ではすべてのことがうまくいっている。今後、わが国の経済の発展にすべての努力を集中するだろう」と強調したと伝えられた。

  この席で金副委員長は最近の北朝鮮の政策は国際社会の制裁の結果でない点も明らかにした。圧力政策が北朝鮮を交渉テーブルに引き出したというトランプ大統領の主張に反論したのだ。
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