危機の対中国輸出…今年は自動車44%減・携帯電話11%減=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.10 13:16
韓国の最大輸出国である中国への輸出が減少している。自動車や携帯電話など主力品目の輸出が急減し、懸念の声が高まっている。
産業通商資源部と韓国貿易協会によると、韓国の対中国輸出は今年に入って先月20日まで2.4%減った。昨年0.4%減少したのに続き、2年連続で減少している。減少幅は拡大している。
中国は韓国の最大輸出国だ。輸出全体で中国が占める割合は25.4%にのぼる。対米国輸出比率(12.3%)の倍にのぼる。このため対中国輸出が国内の経済成長に及ぼす影響は大きい。対中国輸出は韓国がグローバル金融危機を克服するうえで大きく寄与した。2010年と2011年の対中国輸出増加率は34.8%と14.8%にのぼった。同じ期間、実質国内総生産(GDP)増加率はそれぞれ6.5%と3.7%と、2009年(0.7%)のショックから抜け出すのに決定的に寄与した。