「韓国、民主化の拡散寄与するアジアのロールモデル」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.27 08:56
米国民主主義振興財団(NED)は独裁国家の民主化を支援する米議会傘下の独立機構だ。NEDのカール・ガーシュマン(Carl Gerchman)会長が、東アジア研究院(EAI)とアジア民主主義ネットワーク(ADN)の主管で25日にソウル汝矣島(ヨイド)の国会図書館で開かれた「民主主義共同体の拡散」国際会議に参加するため訪韓した。
ガーシュマン会長はこの日のセミナーで「韓国の経済成長と民主化経験は、新しいアジアのモデルとして民主化の拡散に寄与できる」として、民主主義拡散のための韓国の役割を強調した。彼は特に「民主主義の伝播や移植ではなく、民主主義がもつさまざまな価値が皆にとって利益だという点を分かってもらうようにすることが重要だ」として「支援される国家の内部的な必要性に応じて、下から上に向かう方式(ボトムアップ)で支援なされなければならない」と強調した。特に「韓国が国際社会で役割を果たすためには、超党派的な形態の独立性を備えた民主主義財団を樹立しなければならない」として「米議会傘下で政府と独立的に活動するNEDのような、さまざまな団体の経験を参照してほしい」と話した。