【コラム】世界の中のK-POP、回顧と期待(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.01.06 17:03
先月、故郷であるカナダのトロントに行ってきたが、新しくオープンした近所のパン屋の名前が「Mirotic」だった。スペインのバスケット選手の名前ではなく、東方神起の歌の題名からとった名前だとのことだ。歌手PSY(サイ)の『江南(カンナム)スタイル』が世界を席巻して18カ月が過ぎた。『江南スタイル』は誰もがたやすく予測できなかったやり方でK-POPを世界に知らしめた。私のようにK-POP関連の仕事をする者としては当然、ものすごいことだった。
過去には私が「K-POPについて文を書く者です」と自己紹介すれば、大部分は戸惑った表情になった。一部の大ファンを除いてK-POPは特別な意味を持てなかった。そんな中で登場したのがPSYだった。