<サッカー>トッテナムの孫興民賛歌…「彼がゴールを決めれば勝つ」

<サッカー>トッテナムの孫興民賛歌…「彼がゴールを決めれば勝つ」

2019年04月11日14時26分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  「現代サッカーで最も理想的なスタイルのFW選手だ」。

  10日(日本時間)、英ロンドンのトッテナムホットスパースタジアムで行われた欧州チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦の後、トッテナムのFW孫興民(ソン・フンミン、27)に英BBCが送った賛辞だ。

  孫興民はイングランドプレミアリーグの強豪マンチェスター・シティ(以下、マンC)戦で後半33分に決勝ゴールを決め、1-0の勝利に貢献した。今季18得点目、チャンピオンズリーグでは2得点目だ。トッテナムは18日のチャンピオンズリーグ準々決勝第2戦で引き分けか、または1得点以上して1点差で敗れても準決勝進出が決まる。欧州チャンピオンズリーグが現在の名称と大会運営方式を導入した1992-93シーズン以降、トッテナムは一度も4強入りしたことがない。

  英メディアは孫興民に対して賛辞の一色だった。BBCは「理想的なFW選手」と称え、疲れない体力、チームのためのプレー、ゴール決定力、責任感の4つの長所を挙げた。スカイスポーツは「名実共にビッグゲームプレーヤー」と紹介し、ミラーは「孫興民が(2チーム間の)差を作る間、(PKを失敗した)アグエロ(マンC)は座り込んだ」と伝えた。

  ゴール場面は孫興民の勝負強さをそのまま表した。まず「オフ・ザ・ボール(ボールを持っていない)」状況での孫興民の動きが目を引いた。チームメートが正面から攻撃する時、サイドの空間を確保した。続いて守備ラインの位置を把握して正確なタイミングで飛び出し、オフサイドトラップを崩した。エリクソンのパスはやや長かったが、最後まで集中してボールがゴールラインを割らないようコントロールした。簡潔なドリブルで相手選手2人をかわした後、ワンテンポ速いシュートでフィニッシュした。

  孫興民は得点した後、テレビ中継のカメラに向かって「いいか、私たちが勝つ!(You know what? we’re gonna win!)」と叫んだ。後半10分にエースのハリー・ケインが足首を痛めて交代したため、チームの雰囲気を盛り上げるために見せた意図的な行動と見ることができる。

  マンCは孫興民の「オフサイド」と「ゴールラインアウト」を主張して抗議した。しかし主審はビデオ判定(VAR)を通じてゴールを認めた。スロー画面を見ると、エリクソンがパスする時、孫興民はマンCのDF選手と同一線上にいる。ただ、腕がわずかに出ていた。サッカー競技規則(Laws of the Game)によると、「ゴールキーパーを含むすべての選手の手と腕はオフサイドの考慮対象でない」(規則11-1)。また、孫興民がゴールライン際でドリブルする際、ボールの相当部分がゴールラインを越えていたが、これも問題にはなかった。「ボールが地上または空中でゴールラインを完全に越えた場合にアウトオブプレーと認める」(規則9-1)。

  この日のゴールで孫興民は「ヒストリーメーカー」としてまた注目を浴びた。孫興民は新しくオープンしたトッテナムホットスパースタジアムでの初戦だった4日のクリスタル・パレス戦で先制ゴールを決めた。新スタジアムの第1号ゴールに続き、今回、チャンピオンズリーグ1号ゴールのタイトルも手にした。この競技場で2試合連続ゴールの最初の選手としても名前を残すことになった。「孫興民がゴールを決めればチームが勝つ」というジンクスも続いた。今季のトッテナムは孫興民が得点した15試合(18得点)ですべて勝利している。

  足首を痛めた主砲ケインは今季の残りの試合に出場できない見通しだ。孫興民がエースの役割を担う。しかし今季ケインが欠場した試合で孫興民は活躍している。こうした妙な状況で逆説的に期待感はさらに高まった。ケインと孫興民が同時出場する場合、ケインにボールが集中する。この日の試合でもケインが抜けた後、孫興民にボールが集まった。孫興民は3月のAマッチデーに長距離を往復し、体力は底を突いた。その後、上昇曲線を描く中で2試合連続ゴールが生まれた。しばらくはこうした雰囲気が続くと期待される。
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