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「韓国は環太平洋の主要国…TPP参加は時間の問題」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.10.21 08:48
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「韓国が環太平洋国家の重要な一員として環太平洋経済連携協定(TPP)に参加するのは論理的に当然のことだ。TPPに加入するかどうか決めるのは韓国政府だが、決定は時間の問題だと見ている」。

韓国・ニュージーランド自由貿易協定(FTA)の年内発効を控え、両国の協力事項を議論するために訪韓したスティーブン・ジョイス・ニュージーランド経済開発相は韓国のTPP加入を事実上支持し、前向きな立場を表した。ジョイス経済開発相は規制改革・科学革新・教育・雇用労働省の5省のトップ。

ジョイス経済開発相は「ニュージーランド国会は先月25日に批准を終え、韓国とのFTA発効のための万全の準備を終えた」とし「韓国国会も早く批准し、年内に自由貿易が本格化することを待ち望んでいる」と述べた。続いて「韓国とのFTAは初期に商品貿易から始まり、徐々に人的往来が増え、中長期的には企業間ジョイントベンチャーに交流が拡大するだろう」とし「このためにFTA発効直後、韓国に対してワーキングホリデー限度を年間1800人から3000人に拡大し、人的交流が伴った本格的な自由貿易をする」と述べた。

 
ニュージーランドは両国間FTAが始まればチリ・豪州など競争国と同じ条件で韓国で競争することになる。ジョイス経済開発相は「ニュージーランドは市場を拡大し、韓国人はチーズなど酪農製品や牛肉・ワインなどニュージーランドの清浄地域で生産された農産品を安く購入できるだろう」と期待を表した。

ニュージーランドはTPPはもちろん、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の同時加盟を推進している。ニュージーランドは市場開放を通じて国内総生産(GDP)の輸出比率を30%から40%に拡大するという成長戦略を持つ。ジョイス経済開発相は「韓国もニュージーランドも低成長に対処するためには対外開放が必要であり、お互い協力する部分も多い」という見方を示した。

韓国は農業分野が市場開放の弱点という憂慮に対し、ジョイス経済開発相はニュージーランドの市場開放経験を紹介し、突破口はいくらでもあると強調した。ニュージーランドは市場を開放すれば豪州のワインブランドに劣勢になると懸念したが、マーケティングと品質向上努力でむしろニュージーランドのワインを世界的なブランドにできたと紹介した。

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