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【社説】その夜も警察は現れなかった

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.06.24 12:57
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警察が暴行を受けた女性の通報をまた握りつぶした事実が明らかになった。

通報電話を上の空でやりすごし水原(スウォン)で20代の女性が殺害されて2カ月余りしか過ぎていないという話だ。京畿(キョンギ)地方警察庁によると、17日午前0時34分ごろ、水原市八達区(パルダルグ)に住む31歳の女性が、「無差別暴行にあっている。早く来て助けてくれ」と家の電話から通報したという。女性の家は水原の20代女性殺害事件の犯人の家から700メートルほど離れたところだ。

 
通報を受けた京畿警察庁は水原中部署の管轄派出所に出動を指示し、派出所のパトカー勤務者は通報受付から6分後に現場へ出動し、発信地に確認電話をかけた。この時、電話を受けた被害女性と同居の男が「通報していない」と言い逃れると誤認通報と判断し戻ったということだ。

ここまでくると国民は警察に対し言葉を失うことになる。いったい警察がなぜ存在し、差し迫っていた救助通報をなぜ踏み潰すのかが気になる。警察の存在理由の国民の生命と財産を適当に守ってくれというものでもない。助けてほしいという救助要請にさまざまな理由をつけて目を背けるのはやめてくれということだ。

急に悪化した状況で差し迫った声で、具体的に住所まで述べ救助要請をしたのに、時間が過ぎた後に「そのような通報電話をしたか」と問い直す情けない警察だ。通報者を犯人に知らせた格好だ。

米国の場合、通報が受け付けられると警察がただちに現場に出動して事件を収拾し、加害者を連行する。夫婦げんかの言い争いの声が大きい場合、隣人の通報だけでも警察が家に駆けつけて手錠をかけ暴行の有無について取り調べる。これと比較すれば韓国の警察は事実上職務放棄するのも同じだ。

過去にはともすると「われわれの管轄でない」として市民の通報受付を拒否した警察だ。サイバー時代なのでそうなのかこのごろは管轄うんぬんは別に聞かれない。代わりに出動を拒否する他の口実を探した印象だ。「夫婦げんかだったので戻ってきた」「通報したか尋ねたら通報していないという」などまちまちな弁解ばかりだ。水原の20代女性殺人事件直後に当時の趙顕五(チョ・ヒョンオ)警察庁長は、「警察の誠意がないことがこうした残酷な結果を招いた」として再発防止を約束し辞任した。しかし実践がともなわない多くの言葉による約束に何の意味があるだろうか。通報を上の空でやりすごす惰性はそのまま残っているという話だ。

警察の無能と無誠意を叱責するのにももはや口が痛い状況だ。今回の通報黙殺事件は当事者数人の懲戒で終えることではない。判断を間違ったり出動をためらった警官は職務放棄罪の適用も検討する必要がある。一罰百戒で乱れた規律を確立する時だ。



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