青瓦台「景気下降の長期化も」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.10 07:43
青瓦台(チョンワデ、大統領府)の尹ジョン源(ユン・ジョンウォン)経済首席秘書官が経済悪化状況が長期化するかもしれないという見方を示した。青瓦台が否定的な経済見通しを公開的に明らかにしたのは初めて。
尹首席秘書官は7日の懇談会で「世界経済の減速と同時に韓国経済の成長も下方リスクが高まった」とし「年初に考えていたものより対外不確実性が強まり(下降が)さらに長期化するおそれがある」と述べた。これは楽観論で一貫してきた従来の政府の立場とは異なる。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は4月29日の青瓦台首席・補佐官会議で「経済成長率が1-3月期の不振を克服し、4-6月期からは回復して改善するという見方が出ている」と話した。洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相も2日、「対内外環境から見ると、上半期より下半期が少し良くなる様相に向かうはず」と述べた。