韓経:【社説】世界が認めた原発技術、「韓国の資産」として育てなくては
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.11 11:17
韓国が世界で5番目に原子力発電所の安全基準である欧州電力要求(EUR)の認証を受けた。EUR認証は欧州事業者協会が新型原発に対し安全性、経済性などの要件を審査するものだ。これまで米国、日本、ロシア、フランスなど強大国だけの専有物だった。韓国の原発がこの認証を受けたのは技術と安全性が国際的に公認されたことを意味する。特に日本の福島原発事故後2012年に新たにまとめられた安全基準をクリアしたのは韓国が唯一だという。
認証を受けた新型原発モデルは韓国の独自技術で開発したものだ。アラブ首長国連邦に輸出されただけでなく、新古里(シンコリ)3・4号機、中断をめぐる公論化が進められている新古里5・6号機にも適用された。米原子力規制委員会の安全性評価も事実上通過した。業界では先進国が韓国の原発の安定性を認めただけに今後の輸出見通しはさらに明るくなるとみている。何より最近英国、チェコ、スウェーデン、ポーランドなど欧州で既存の原発を代替する需要が増加しており期待が大きいという。