韓経:米国の保護貿易に無策の「韓国経済外交」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.10 09:22
米国発の保護貿易主義が韓国を襲った。オバマ政権が相次いで高率の反ダンピング・相殺関税を賦課する中、米大統領候補は韓米自由貿易協定(FTA)の再交渉や見直しまで予告した。全方向からの攻勢で韓国企業は非常事態になったが、韓国政府が適切に対応できていないという声が高まっている。
米共和党大統領候補のトランプ氏は8日(現地時間)、ミシガン州デトロイトで経済公約を発表しながら韓国との通商関係に5回も言及した。トランプ氏は「雇用を殺す韓米FTA」「米国の労働者に被害を与えた破られた約束」など否定的な発言を続けた。執権すれば米国にプラスにならないFTAを再交渉すると公言したトランプ氏だ。