<ロッテ経営権紛争>日本に戻った辛東主前副会長、株主総会招集を準備
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.10 11:43
辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)ロッテグループ会長(60)-辛東主(シン・ドンジュ、重光宏之)前日本ロッテ副会長(61)兄弟のいわゆる「王子の乱」の結果が、早ければ今月末にも出てくる。カギは韓日ロッテグループの持ち株会社格であるロッテホールディングスの株式を誰がより多く確保するかだ。辛東主前副会長は日本到着直後から株主総会招集の準備に入った。
辛東主前副会長が辛東彬会長、佃孝之ロッテホールディングス社長(72)など取締役6人の解任を議題に臨時株主総会の招集を要求すれば、辛東彬会長は定款の変更を前に出して株主総会に応じるという計画だ。
兄弟はそれぞれ自分の優勢に自信を見せている。兄の辛東主前副会長は先月30日、日本経済新聞のインタビューで、「父(辛格浩総括会長)が代表の資産管理会社(光潤社)が33%持つ。私は2%に満たないが、32%超の従業員持ち株会を合わせれば3分の2となる」と自信を表した。弟の辛東彬会長のロッテホールディングス議決権については「私より少ない」と述べ、2%未満であることを示唆した。