【コラム】“ふっかけ料金禁止法”をつくろう(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.12.07 15:59
最近、済州道(チェジュド)やソウル明洞(ミョンドン)を久しぶりに訪れた人は驚いたはずだ。 中国人と日本人の観光客が非常に多く、あたかも北京や東京に来たような錯覚を起こすからだ。 先日の報道によると、中国のある企業は職員1万人をチャーター機を利用して済州道旅行に送ったという。 当時、中国人旅行者が訪れたところは、ほとんどの商品がなくなったといううれしい声も聞こえた。
現在、韓国輸出経済を支えている自動車、半導体、造船業が、今後30年後にも現在のように韓国経済を支えていると考える財界人や学者はほとんどいない。 はるかに先を進んでいると考えていた日本を、韓国がいくつかの分野で追い越したように、韓国も中国や東南アジアの国に追い越されるかもしれない。
今後30年後、韓国は何を中心に生きているのか。 韓国経済を支える未来産業は何か。 「観光産業」がその答えというのが筆者の考えだ。 観光大国になるために、私たちはどんな準備しなければいけないのか。 入国した観光客の動きを追いながら一つずつ点検してみよう。