「嫌韓発言」規制望むなら韓国も反日を自制すべき(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.19 08:04
世界平和研究所の北岡伸一研究本部長にはいくつかの肩書がある。東京大学名誉教授、政策研究大学院大学学長特別補佐、国際大学学長、元国連次席大使(2004年4月-2006年8月)などだ。しかし最近では何より首相諮問機関「安全保障と防衛力に関する懇談会」の座長という肩書が最も広く知られた。今年論争を呼んだ集団的自衛権容認問題を事実上主導した人物だ。安倍晋三首相の外交安保核心ブレーンの北岡氏は、朴振(パク・ジン)元外交通商統一委員会委員長(現韓国外大客員教授)のインタビューに応じ、「今回の選挙で民主党は自民党の代替勢力になれなかった」と述べた。以下は一問一答。
--集団的自衛権の議論を主導したと聞いているが。
「全世界で集団的自衛権がない国は日本しかない。密接な関係にある国が不当な攻撃を受け、それを放置すれば、日本の存立が脅かされ、国民の権利が根底から覆される明白な危険がある場合に限り、『必要最小限度』の行使をするということだ。日本より抑制されたルールがある国があれば話してほしい。韓国はベトナム戦争当時に軍隊を送った。集団的自衛権の行使だった。しかし日本はそういうことをしないということだ」