【噴水台】98歳で免許取得、高齢化時代に喜んでばかりはいられない
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.10.14 11:58
私が運転免許を取ったのは30を過ぎてからだった。3度連続で落ちたら1度で合格する人がそんなにうらやましくなかった。三転四起の末にやっと合格した。最近のように道路走行まであったとすればさらに長くかかっただろう。私より一歩遅れて始めた妻は1度で合格した。「やはりDNAのせいではないか?」妻は家の由緒まで持ち出した。
義父は60をはるかに超えた年齢で運転免許に挑戦した。試験途中に場内の器物を破損して弁償したこともある。お金と汗にまみれた義父の免許取得記は七転八起の末に完成された。遺伝子と運転能力は関係がないという私の反論に、妻は年齢のせいだけだと言い張った。幸い義父は20年にわたり無事故運転中だ。
忠清南道公州(チュンチョンナムド・コンジュ)に住むパク・ギジュンさん(98)が韓国の最高齢運転免許取得記録を作ったという。今年7月に学科と技能試験に合格し、勢いに乗って3カ月で道路走行試験まで通過したという。パクさんは足が痛くて苦労している妻(96)を保健所に直接乗せて行けるようになりうれしいと所感を明らかにした。