<W杯>韓国、1-4で完敗…すべてはメッシの足から始まった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.06.18 08:38
前半43分、リオネル・メッシ(バルセロナ)は韓国の守備手6人の間からもGK鄭成竜(チョン・ソンリョン)の位置を確認した後、ゴール右隅を狙って左足シュートを放った。やや外れたが、韓国守備手はメッシの技に足の力が抜けた。メッシは後半31分、単独突破からイグアイン(レアル・マドリード)の2ゴール目をアシストした。スコアは1-3に広がり、アルゼンチンの勝利に大きく傾いた。
サッカー史上最も優れた選手と評価されるペレは「サッカーは‘スター’ではなく‘チーム’がする」と話した。11人の組織力が極大化される時、最強のチームになるということだ。しかしこの言葉が通用しない場合がある。個人技が優れた選手1人が相手の組織を完全に崩してしまう場合だ。サッカーではこういう選手を‘ファンタジスタ’というが、過去のペレとマラドーナがこの類の選手だった。
今回の南アフリカワールドカップ(W杯)ではまさにメッシがファンタジスタだ。メッシは1ゴールも決めなかったが、この日の4ゴールはすべてメッシの足から始まった。結局、韓国はメッシを防げなかったということだ。