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【コラム】ソマリア派兵に寄せる期待

2009.03.06 10:08
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ソマリア沖に韓国艦艇を派遣する「ソマリア海域派兵同意案」が国会で可決したのを受け、現地で作戦を展開する「青海(チョンヘ)部隊」が創設された。

4500トン級の駆逐艦「文武大王艦」が近く壮途に就く予定だ。国連安保理決議案に基づき、ソマリア沖で海賊の退治とテロ対応に向けた国際社会の努力に加わることになるのだ。

 
韓国軍はベトナム戦からイラク戦に至るまで多様な規模と形で海外に派兵してきた。しかし戦時ではない平時に国民の生命と財産を保護するため、戦闘部隊を海外に派遣するのは今回が初めてだ。この水域を年間およそ450回通過する韓国船舶の安全な海外活動をサポートするため、直接、韓国海軍の戦闘艦艇が出動したのだ。

世界のどこでも、韓国民の生命と財産を保護するという政府の確固たる意志が表出されたものと言える。駆逐艦の派遣は、世界の海洋安保に向けた国際的な連携に加わることによって、国際社会で韓国を高く位置付ける効果が期待できる。

韓国海軍が向かうことになるソマリア沖・アデン湾をはじめ、紅海・アラビア海・オマーン湾には、すでに米国・日本・英国など約20カ国の軍艦が派遣され「不朽の自由作戦」(OEF)および海洋安保作戦(MSO)を遂行している。今回の派遣で、01年9月11日の米同時多発テロ事件以降、海洋安保のために同海域で多国籍海軍作戦を主導している米国の努力に、実質的に協力することになり、韓米同盟の発展にも寄与できるものとみられる。

もちろん万里の海域で行われる海軍の海上作戦は決してやさしくはないだろう。戦時作戦でない平時の船舶護送が主な任務だが、大洋で作戦を遂行した経験がない韓国海軍としては、馴染みが薄いほかないからだ。戦闘勤務の際、韓国から直接支援を受けられない不慣れな作戦状況で、海賊掃討という任務を完遂しなければいけない厳しさがある。特に海賊が頻繁に出没するソマリア沖は、海岸線が3000キロを上回り、活動中の海賊だけでも5組織・約14万人にのぼると把握されている。

ソマリア海域を見抜いている海賊船が漁船または海岸警備艇などに見せかけて活動する場合、それらと民間船舶を区分し、対応するのが非常に難しいのは明らかである。こうした厳しい任務の遂行に成功するためには、何よりも連合作戦能力を向上させるのが必須だ。これまで韓国軍が準備してきた通り、該当水域で作戦を遂行中の米第5艦隊や多国籍海軍との連合作戦体制を確立し、円滑な情報交換と軍需支援を図らねばならない。

また、軍事以外の多様な分野にわたり、関係諸国との協力体制を緊密化することによって、官民軍を統合した連合作戦が行われるべきだろう。今回の派遣をきっかけに、今後、韓国海軍が解決しなければいけない最も重要な課題は、大洋作戦能力を備えることだと思われる。これは、大洋で関係諸国との連合作戦はもちろん、必要な場合、単独作戦を展開できる能力を意味する。

海洋と海外で、韓国の国益が脅かされる状況を迎えた場合、単独作戦を展開してでもこれを保護しなければいけない。こうした場合、最適の手段は海軍力になり得る。海軍は、海洋での自由や機動性・融通性などを備えていて、いつでも自由かつ柔軟に作戦できる長所がある。

海洋で国益増大に向けた国家間の見えない戦争が始まってひさしい。「脱冷戦」以降、島嶼の領有権問題と排他的経済水域(EEZ)の境界を確定する問題が主要争点となっている。グローバル化とともに、海賊など海洋安保を脅威する勢力が、韓国にも直接的な現実として迫りつつある。

こうした脅威が増大することにより「海軍の遠征作戦」の需要は日増しに増えるものと判断される。戦時には海上の交通路を保護し、平時には対外政策を支援する手段として、海軍の大洋作戦能力の確保は欠かせない。韓国海軍が立体的な作戦能力を備えた機動艦隊の建設を目指さねばならない理由もここにある。

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