サムスン初の5Gフォン、ベトナムで量産準備完了
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.17 11:17
今年グローバル携帯電話市場で華為技術(ファーウェイ)など中国企業の猛攻を受けているサムスン電子が、秘蔵カード「5Gフォン」「フォルダブル(折りたたみ)フォン」の出撃準備を終えた。サムスン電子が新作スマートフォン公開行事(アンパック)を2月20日に米サンフランシスコで開催すると明らかにした中、サムスンのグローバル生産基地のベトナム工場が5G通信チップが搭載された「ギャラクシーS10 X」(仮称)量産の準備を終えたことが15日、確認された。ベトナムの首都ハノイの北側に位置するバクニン省とタイグエン省の工場2カ所で生産されるサムスンのスマートフォンは年間1億5000万台にのぼる。ここで生産されるギャラクシーS10 5Gフォンは米国に輸出される予定だ。フォルダブルフォン100万台の最初の物量は韓国国内の亀尾(クミ)工場で生産される。
匿名を求めたサムスン電子の関係者はこの日、「出荷時期はS10基本型モデルに比べて3、4週遅れるだろうが、5Gフォン量産準備はすべて終えた状態」と明らかにした。5Gフォンは1.5GB(ギガバイト)容量の映画をダウンロードするのに1秒もかからないため、ストリーミング・ダウンロードで画期的な発展をもたらす可能性がある。