「相次ぐ受注朗報」久しぶりに笑う韓国造船3社(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.06 09:24
このような要因で造船業現状の尺度である英国の造船海運調査会社クラークソンの「新造船価指数」も上昇の勢いだ。この指数は2016年末123から昨年末125に、今月2日には126に上がった。新造船価指数とは、新しく建造した船の価格を指数化したもので、1988年1月の船舶価格を100にして毎月価格を総合した数値だ。新規船舶建造の需要が増えれば新造船価指数も上がる。
米国・ロシアなどが本格的に天然ガスの生産を拡大しようとする動きを見せながらLNG船の発注も増える兆しだ。グローバルエネルギー企業Shell(シェル)によると、全世界のLNG生産能力は2016年2億6400万トンから2019年3億7800万トンへと43%増える見通しだ。シェルは2020年からLNGの供給が不足すると見られるため、直ちに生産設備の投資も必要だと見ている。